大阪DTPの勉強部屋「書体の誕生」展示と講演に参加しました。

In: セミナー, 読み物

前回の「書体の誕生」 展から早3年。
今回は2017年4月14日~16日に、大阪DTPの勉強部屋フォントワークス株式会社さま・株式会社イワタさま・株式会社モトヤさま・株式会社白舟書体さまの主催にて、メビック扇町で「書体の誕生」展示と講演が開催されました。
私は相変わらずパネル切って並べたり(役得)、受付したりと半分くらいスタッフとして(ほぼ)常駐してました。
レポートではなく、私が今後「あぁそうだったな」と思い出すきっかけのための個人的な備忘録です。

講演内容について

書体 ── 装幀の花形:坂野 公一さん

「皆が愛して復刻する明朝体」という言葉がとても印象的で、たしかになるほどな、と感じた。
坂野さんは「とにかく秀英初号が好き」。
私が京極夏彦さんを知る切っ掛けとなった装丁を作成されていたと知り、ちょっとぞわっとした。
余談:一瞬、島﨑さんが黒くなった、と見間違えた。

日本語Webフォントの過去・現在・未来(2017年版)〜DTPにどこまで近づけるか? Webフォント〜:関口 浩之さん

コタツから望遠鏡とカメラで撮った木星と土星の写真が綺麗だった。
iPadでのFONTPLUS新旧表示速度比較動画はとても興味深かった。
Webサイトで使用されているフォントを調べる方法として、開発コンソールが紹介されていたけれど、個人的にはchromeアドオンの「WhatFont」も便利ですよ、とそっとここに書く。
スライドは「もじもじトーク[61]「書体の誕生」展で動く写植機に感動!/関口浩之」から見ることができる!

文字・色・形のユニバーサルデザイン:阿部 浩之さん

ゴジラのチラシと特殊なメガネで、色覚の違いによる見え方の違いを実体験。
学生時代によく議題に出された“バリアフリーとユニバーサルデザインの違い”について再考する機会となった。

モトヤ書体の開発の歴史、設計理念および最新情報をフォント制作の実演を交えて紹介します。:芳仲 孝夫さん

大阪DTPの勉強部屋に参加しだして7年ほど経過しているのですが、デスクトップを持ち込んだ人は初めてみた。
Google mapはモトヤフォント。
カラス口の先に、インクの量を調整する為に詰めた綿の余分をライターで炙るのに自分の前髪を燃やしたのは……。
IKARUSのUIは黄色地に黒の文字と図面を引くソフトみたいで、奥が深そうなソフトだった。

トークセッションについて

書体デザイナー藤田 重信さんと坂野 公一さんのトークセッション

藤田さんの文字は、小さい頃から好きなもの・美しいものから成り立っている。
車のフォルムであったり、セミであったり……。
例えばクマゼミの背中のラインは『り』の文字のラインにつながっていて、お化けのQ太郎は某文字のライン。

若手書体デザイナー本多さん+越智さん × 藤田さんトークセッション

全く違う経歴のお二人は、フォントを作るというアプローチの仕方も全く違うなと感じた。
開発途中を公開するしないも、会社の風土が出るなぁと興味深かった。
「文字は印刷のために四角い枠に収められてきた。文字が持つ自然の形に戻し、毛筆の動きが見える文字にしたかった」というニュアンスの藤田さんの話がホワイトボードで解説され、後日、西日本新聞「筑紫書体 情感の曲線 九州生まれの「明朝」注目集まる デザイナー藤田重信さん」内にも掲載されていた。

「フォントかるた」について

せきね めぐみさん・伊達 千代さん

「ゴシック三兄弟」「丸ゴレンジャー」のイメージ。
Webサイト:フォントかるた
フォントかるた大会は展示会場で行われたので、講演会場を無人にすることが気になって受付待機を自らしたので私の順位結果はありません。

展示について

白舟書体の元になった筆文字を額縁にいれて事務所に飾りたいな、と思った。
色々と説明してくださったモトヤさん、ありがとうございました。いつか活字資料館にも行ってみたいな。
フォントワークスさんのムービーがおしゃれだった。
「私の作るフォントかるた」は個性的なものがいくつもあって、全部同じ体裁で揃えたらもっと面白くなるだろうなと感じた。
写植機は現役を知らない私が、何度見ても心惹かれるものがある。

まとめ

一ヶ月ほど過ぎて備忘録も何もないだろう、と思わなくもないのですが。
時間をおくと筆が早い方のブログを読んで自分なりに再考したりする時間が取れるので、これはこれで私は私なりの方法ということで。
展示の様子などは「「書体の誕生」展示と講演 – Togetterまとめ」へ。

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